【DQR】氷塊ゼシカでレジェンド達成したので色々語ります。
DQR初の拡張パッケージが出たのでデッキ構築を考えようと、公式のサンプルデッキを元に氷塊ゼシカを構築しました。
拡張パッケージ時点でシルバー5でしたが、なんとかレジェンドに到達。
結構面白いシナジーだった(強いとは言っていない)ので、色々語ります。
氷塊ゼシカの特徴
魔法使い特有の「氷塊」を活用し、対戦を有利に進めます。
氷塊は「凍てつく大地」などのカードを使って展開します。自分と相手のターン終了時に1ダメージを受けるので、3ターン目終了時には無くなってしまいます。
氷塊が相手の場にあることでヒャドのダメージが3になったり、シナジーユニットにバフがついたりするのですが、この「相手の場」というのがなかなか厄介で、相手がユニットを2体並べるだけでウォールが成立してしまいます。
ただ、シナジーカードにはブロックウォール関係なく攻撃対象を指定できる「狙い撃ち」持ちがいること、ヒャドはコスト0で3点飛ばせるので、実際使ってみるとそこまで不便を感じることはないです。とにかく盤面を有利にしましょう。
また、氷塊を出すことのできるユニットはHPが高いのも特徴です。低コスト帯で出せるので、序盤の盤面は有利にしやすいです。
デッキ紹介
レジェンド達成したこの構築は
「序盤に有利トレードで盤面を制圧し、中盤(MP5〜9)に削りきる」
というのが基本的な勝ち筋になります。
氷塊デッキは「吹雪の魔女」や「ヒャド」など、手札から出せる豊富なダメージソースが特徴ですが、終盤に出てくる魔王レジェンド軍団に対しては火力不足であまり役に立ちません。
一方、MP4までに並ぶ序盤ユニットはHPが全体的に低めなため、比較的容易にトレードすることが出来ます。
そのため、中盤に入った段階で盤面を制圧出来ていれば、残りのユニットでウォールされようが簡単に突破・リーサルが狙えます。
ただ相手にユニットをめちゃくちゃ出されてしまうと1枚ずつ手札を消費しての除去が有効ではなくなるため厳しく、特に手札が補充されるアグロミネアはかなりきついです。(押し切れる場合もありますが…)
このデッキの特徴はドローカードが含まれていないところ、バズズが採用されていないところ、でしょうか。
ドローカード不採用の理由は、氷塊は1ターンに出せるユニットの重さが重要で、かつMPを無駄にすると盤面が取れず、終盤までもたれつき不利になることが多いからです。
デッキ内カード考察
優秀な氷塊シナジー。
氷塊があればMP0で3ダメージを繰り出せるので盤面を有利にすることが出来ます。
氷塊設置特技。相手か自分の任意の場所に氷塊を設置します。
自分の場にも出せるので、最悪ウォールも構築できます。ただ、攻撃が0なので、メラゾーマドロー待ちとかでない限りかなり弱い動きです。
ちなみにネルゲルの定ポジを塞げます。やったぜ。
大体のデッキに入っている優秀なカード。
召喚時攻撃0なのがやや痛いですが、HPが3と高いので、すぐには処理されにくいのがポイント。
ただ後攻だとダメージも与えられずに消えていくことも多いので、モーモンなどに変更するのも良いかもしれません。特にこのデッキは盤面構築が重要なので、仕事できない可能性があるのは辛い。
リーダーにも飛ばせる言わずと知れた優秀なダメージソース。つよい。
死んだときに相手のランダムな場に氷塊を設置するユニット。
前衛に置かれてそのままブロック要員として利用されることは良くあります。
どうなんだろう…と思ってましたが、 後衛ユニットはテンションスキルやヒャドで処理できますし、氷塊が置かれるだけでシナジーが発揮されデッキパワーが上がる点は強いと思います。
そして2/2/3というスタッツのおかげで、大抵の序盤ユニットを2回処理できます。また、メイジキメラなどと違い、ある意味倒されることで真の力を発揮するユニットなので、実際使ってみるとなかなか強いです。
どのデッキにも入るカードその2
召喚時に相手の場に氷塊が置けるユニット。
スタッツは スノーモンと同じ理由で評価できますが、3マナはちょっと使いづらさあります。
おうえん付きのランダム召喚。
盤面を処理していると勝手にスキルブーストされます。
ベビーパンサーと組み合わせて1ターンでテンションスキルを回せるのもポイント。
基本的にユニットコスト3まで上げたいですが、コスト1でも「あばれこまいぬ」がいるのでワンチャンあります。
一度、試合がもつれにもつれて、手札に来たので使ったらエスタークが召喚されたこともありました。(なお次のターンで即処理)
リーダーのHP削り要員。
氷塊があればMP4で召喚できる5/5狙い撃ち。
1ターン回ればリーダーの体力をガンガン削れます。
他のシナジーカードと違って出てきた際には仕事できず、ややテンポロスなのが辛い。
手札からリーダーに5点出せるさいつよカード。
ユニットが並んでいるならガチャコッコの処理に使っちゃうのもあり。
シナジーとしてどうなんだろうと思ってましたが、氷塊が1個あれば相手が2体ユニットを召喚してくれるだけで4/4速攻なので、結構使える機会は多いです。
また、アグロは攻撃3以下のユニットが多いので、倒しつつ盤面に残れる4/4というスタッツはなかなか使いやすかったです。
1ターンでテンションスキル2回使えるようにすることもできるので、盤面処理に使えます。あとテンションスキルを回せば「まものの呼び笛」、「ベロニカ」のバリューが上がります。
氷塊シナジーで手札から4点を出しつつ召喚できる4/4は強いです。
4点なのでメタルボディ貫通します。
MP5の割りにスタッツが低いですが、 4/4自体低くはないので、相手の場にユニットがおらず、他に出せるユニットもいない状態なら素で出しても仕事してくれます。
お祈りカード。
特技補充だけで優秀なのですが、 攻撃5というのもダメージを出したいゼシカにとって心強いです。
たまにメラガイアー引いてリーサルとかあります。ベロニカ様と呼ばせてください。
正面に敵ユニットがいないと動けませんが、氷塊は相手の場に自由に展開できるので比較的自由に動かせます。
これもシナジーとしてどうなんだ?と疑問でしたが、元々が「処理されたくないユニットの正面において嫌がらせをするカード」だったのでそれだけで嫌らしいし、動かせないようにされたとしても氷解で動くので使ってみると強かったです。
折角なので、デッキ外の氷塊関連カードについても語ります。
相手がユニット3体出してれば2体には当てることが出来ますし、氷塊ではイオを入れる余裕がないので選択肢には一応入ります…が、縦1列というのはやはり心もとない。
ユニットも並ぶわけではないので、採用してません。
氷塊を出せば確定除去なのは強いです。魔王レジェも問答無用で消せます。
ただ、ユニットが並ばない点、ダメージソースにはならない点、そもそもゼシカはリーダーにダメージを与えてやられる前に削りきるのが強いので採用していません。…というか、デッキから外しました。
1枚だけならありかもしれません。また、コントロール寄りの構築であれば採用しやすいかも。
氷塊シナジー最強カードなので、持ってる人は絶対入れような。